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法華宗教学研究所は昭和24年設立の「法華宗桂林同学会」にその起源がある。

法華宗は、昭和12年の「法華宗教義綱要事件」、同16年4月〜20年10月に至る「曼荼羅国神不敬事件」、同17年の「宗祖御遺文削除事件」等、一連の国家権力による初の仏教教団弾圧事件に屈せず、一貫して宗祖日蓮大聖人の正義を貫きその壊滅の危機を乗り越えてきた唯一の宗門である。

戦後これらの問題は雲散霧消したように見えたが、門下における混乱は続き宗祖日蓮大聖人の真義を省みる状況ではなっかった。こうした中、学究の僧を集めて設立されたのが「法華宗桂林同学会」である。

爾来研究活動を充実させ、昭和35年に『桂林学叢』を創刊しその成果を発表したのである。この発刊に寄せられた当時の法華宗興隆学林長苅谷日任師の序文からは、当時の混乱した状況と、これを憂える同学会の学僧等の清冽な意志と理念が読みとれる。

すなわち、「桂林同学会は本宗再興唱導師日隆聖人が数百巻の大著に亙って疏述せられた指南によって、宗祖大聖人日蓮の真正宗義に対する精確な研究と其の組織を計り、以て内には宗派の相続を、外には宗義の闡揚を期するものである」との一文である。これを基本理念として、以来研究活動は継続発展し、昭和38年「法華宗桂林同学会」は「法華宗教学研究所」と改称するに至った。

今後も当研究所は、創立の理念を体し、仏教学・教学・歴史・仏教文化等の研究とその発表を通して、宗祖日蓮大聖人の本意を探求し、宗門内外に貢献していきたい。






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